今日の東京は朝から長雨・・・しかも氷雨と来たもんだ・・・。雨

この秋で一番寒く、最高気温は12度・・・朝から新千歳空港に小樽かま栄のひらてんと北菓楼のシュークリームを買いに行った某アシスタントいわく、北の大地は15度・・・東京よりも暖かかったそうだ・・・。(日帰りだから、夜には帰って来た)


札幌とかは東京に並ぶ大都会だろうけど、最近特に「田舎」というか、「里山」の風情に妙に郷愁を覚えるようになってしまった。クローバー



東京生まれ東京育ちのせいで、幼少期から自然とのふれあいに強い憧憬を持っている私・・・。ラブラブ

だから、ちょっとした旅行に出掛けても、古い民家を訪ねてみたり、家畜と戯れてみたりするのだが、所詮ほんのひと時の楽しみ・・・。(この夏、自然とふれあった驚きの記事はこちらをクリック!)


ここ何年間かの楽しみといえば、皆様も良くご存じかと思うが、某テレビ番組で毎週紹介されるダッシュ村で楽しそうに作業に耽るTOKIOのメンバーを見て、一喜一憂することだろうか・・・。音譜


実際に里山で生活をし、暑い夏にも畑の世話をし、極寒の真冬にも農作物を危惧するワケじゃないから、あんな里山でのんびり暮らせたら」・・・と、お気楽な物言いが出来るのだろうが・・・。汗


しかし、こうもあくせくした都会で日常を送っていると、やはり日本の原点の如き風景に癒しを求めるのも頷けよう。


広い縁側のある藁ぶき屋根の家で、夏はスイカを食べ、冬は囲炉裏の周りで煮物をつつく・・・相変わらず食べることしかイメージ出来ないのか・・・貧困な発想がもどかしい・・・。ダウン


かと言って、現在の生活を捨てて、どこかの山里に隠遁するような甲斐性があるワケでは無し・・・。

いずれは、東京に拠点を置きながらも、ゆっくしのんびりと里山を巡るような旅に出たいねぇ~!

まぁ、主人の定年退職後のお楽しみとして取っておこうか・・・。音譜

(定年退職って・・・・げっ!あと10年しか無い!むかっ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆そうそう、こんな感じ~癒される風景だねぇ・・・。クローバー



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆季節を間近に感じることが出来る~!春爛漫・・・(涙汗




◆あいぞうの享楽的日常◆
◆農家の濡れ縁に座って、ぼ~っとしながらお茶を飲んだりしてさ・・・。お茶

 軒下には「お約束」の吊るし柿が干してあったりしてね。




◆あいぞうの享楽的日常◆
◆で、近くの山には、お馴染の方々が相撲とったりしてて・・・。クマ



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆ガラっと変わって、こういう竹林の風情も涙無くしては語れない・・・。



最近、特に心身共に疲弊しているワケでも無いのに、

ムショウに土の匂いを嗅いだり、木々のザワメキや水の音・風の音を聞いたり、

都会の喧騒から遠く離れて、脳みそを空っぽにしたい!・・・と、これまでに無いほど渇望してしまうのだが・・・



・・・それってやっぱり、歳のせいか???アップ



最近、良いことも悪いことも全て「歳のせい」で片づけてしまう癖がついてしまったようで困る・・・やはりそれも歳のせいなのだろうが・・・。ドクロ



しかし!!!アップ



意外な場所に、意外な里山の風情が存在したのだ。メラメラ


「田舎でのんびりしたいのも、年がら年中食べ盛りなのも、みんな歳のせい~音譜・・・なんていうつまらん戯言を口ずさみながら、近所の郵便局に出掛けた帰り、いつもの道なのに何だか違う光景が目に飛び込んで来た・・・。目




◆あいぞうの享楽的日常◆
◆都会のど真ん中にある「竹細工屋さん」の工房兼事務所・・・

 軒下にぶら下がっているのは、なんと「吊るし柿」~!(玉暖簾ではナイ!)


この竹細工屋さん・・・小さな民芸品のようなモノを作っている工房では無くて、

主に竹壁とか竹塀とか竹柵とか・・・一番小さいモノでも竹のベンチなどを製作している。

(脇の工房には、材料の竹が大量に置かれている。)



◆あいぞうの享楽的日常◆
◆工房の入り口。左右に竹の柵が配置されている。

 まるでショールームだ!家




◆あいぞうの享楽的日常◆
◆工房向かいには、石造りの貯水槽。メダカと赤い金魚が涼やかに泳いでいる。

 水槽の上にはお決まりの竹の蓋(?)、周囲は「竹林もどき」の風情。



ところは大歓楽街・池袋の喧騒・・・からほど近い住宅地・・・。あじさい


よもや、我が家から歩いて数分程度の通り沿いで「吊るし柿」のある風景を目にする事が出来るとは、お釈迦様でも想像だにしなかっただろう。ねこへび


工房の奥に大きな柿の木があったが、まさかと思うがその木から収穫したのだろうか?

干し柿は渋柿から作ると美味しく出来ると言うし・・・完全なる自給自足だな・・・。


干し柿作りは、とても根気がいる作業だし、ひどく手間が掛かると聞いている。

今日のような雨が続けばカビが生えるし、日差しがきつければ腐ってしまう。

きっと、これまで私が気付かなかっただけで、毎年作っているのだろうが・・・

年末には無事に美味しい干し柿が出来上がるのだろうか・・・?

(私は柿嫌い・・・特に干し柿は全くダメなのだが、それとコレとは別問題だ!ドクロ


これから事あるごとに通りかかって、吊るし柿の乾き具合を観察するとしよう・・・。目


私が小さい頃ならいざ知らず、竹の塀や柵を見かける事自体が珍しい現代・・・

(幼少の砌には、都内でも竹壁とか竹の塀がある家なんて、近所にたくさんあったのに、気付いたら滅多に見かけなくなったなぁ・・・これもやはり・・・歳のせいか・・・DASH!ちょっと違うが・・・


竹細工の工房が近所にあるだけでシャレているというのに、その軒下には里山の象徴・吊るし柿・・・。

なんか、ほのぼのと心が温かくなってきた・・・ええモン、見せてもろたわぁ~ラブラブ



「吊るし柿 昭和は遠く なりにけり」  by あいぞうブタネコ



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