ウエスト・サイド物語で使われた『トゥナイト』を紹介したいと思います。 『ウエスト・サイド物語』(West Side Story)はロバート・ワイズとジェローム・ロビンス監督の 1961年のアメリカ映画です。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を元にした同名のブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品です。 映画は1961年10月18日にユナイテッド・アーティスツ配給で公開されました。 批評家、観衆からの絶大な支持を得て、その年のアメリカ国内第2位の興行成績 となりました。アカデミー賞では作品賞をはじめ、ノミネートされた11部門中10部門を 受賞しました。映画のサウンドトラック・アルバムも空前の売り上げとなりました。 ストーリーはポーランド系などのアメリカ人少年達で構成されている非行グループ、ジェット団は、最近力をつけてきたプエルトリコ系アメリカ人の非行グループ、シャーク団と地元の唯一の 広場である屋上運動場の占有権を巡って敵対関係にあった。一触即発の状況が続くある夜、 中立地帯であるダンスホールで顔を合わせることになった。初めてのダンスパーティーに期待で胸を弾ませていたマリアは、そこでトニーという男性に出会い恋に落ちてしまう。2人は口付けを交わすがマリアがシャーク団のリーダー、ベルナルドの妹であり、トニーは以前ジェット団のリーダーだった・・・。 ちなみにマイケル・ジャクソンの「今夜はビート・イット」(Beat It)のPVは同作がモチーフになっているそうです。 さて本作品の中で最大の名曲である『トゥナイト』ですが、「ロミオとジュリエット」のバルコニー・シーンに当たる場面で歌われます。主役はマリアとトニーです。マリアが歌い始めた後、徐々にデュエットになっていきます。オーケストラの「タタッタ、タタッタ...」という軽快なリズムの連続と流れるようナさわやかなメロディがバランスよく絡み合い、心地よい幸福感を作っています。ただし、この曲も少し不安げに結ばれ、悲劇を暗示しています。 それでは聴いてください!