AFP通信によると、

アメリカの国防総省のパット・ライダー報道官は、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する2900億円規模の追加軍事支援の一環として、精密誘導ロケット砲を供与すると発表した。

 

アメリカはすでに高機能ロケット砲システム「ハイマース」で使用する射程80Kmのロケット砲をウクライナに供与しているが、ウクライナはより射程が長いロケット砲を求めていた。

 

今回ウクライナに供与するロケット砲GLSDBの射程は、ハイマースの2倍150Kmとなっている。

 

ウクライナはGLSDBを使用すると、ロシアの占領下にある東部ドンバス地方や、南部のザポリージャ、ヘルソン州とクリミア半島北部に対する攻撃が可能となる。