続きです。


その後、流産してしまったこと

赤ちゃんを守れなかったこと

夢の中のピンクのマシュマロの中に消えていった

あの子の「ママ、バイバイ」の言葉。

悲しくて悲しくて毎日泣き続けた。


旦那はもう何事もなかったかのように

心も体も何も傷ついていないかのようだった。


そんな時息子が私を抱きしめて言った。

「ママ泣かないで。

赤ちゃんね、いなくなってないよ。

ちょっとお出かけしただけだよ。

すぐにママのお腹に戻って来るよ。

大丈夫だからね。だからもう泣かないんだよ。」

と。


それから不思議な日々が続きます。

ちょっと変な話になりますが💦


病院の先生から赤ちゃん作ってもいいよと許可が出て

子作りがスタート。


すると、そういうことのあった翌日💦

息子が「ママのお腹に赤ちゃんいるかも」と言うんです💦

「えっ⁉️」💦

でもすぐに「ママごめんね、赤ちゃんやっぱりいない」と。


これが、怖い事に毎回💦


そしてある日、また「ママのお腹に赤ちゃんいるかも」と。

そして少しして

「ママ!ママのお腹に女の子の赤ちゃんがいるよ!

ママ良かったね!ね!言ったでしょ❓赤ちゃんすぐに戻って来るよって!」

と言ったんです。

まだ生理の予定日にもなっていないのに。

でも私は確信してまだ無理かもと思いながら妊娠検査薬で検査しちゃいました。するとうっすらと陽性反応が❗️

妊娠してたんです。

そしてもうその瞬間、お腹の中の子は女の子だと確信しました。

そしてこの子は、「流産しなかったらあなたは生まれてこなかったのよ!」じゃない‼️

あの子が戻ってきてくれたんだ。


息子に感謝。

そしてもう一つ息子に感謝することが。

実はもうこの時、また出血が始まってました。

そう、また流産しかかっていたんです。

息子が妊娠を教えてくれなかったら私は生理がきたんだと過ごしてしまったと思う。

早いうちに妊娠が分かっていたから、すぐに病院に行くことが出来ました。

そして病院で言われました。

二度流産すると次も流産の可能性が高く妊娠は難しくなる。

絶対安静を守るようにと。

それを守ってくれたのは息子だった。

家では常に「ママは寝てて」と言ってくれて私の枕元で大人しく積み木をしたりレゴで遊んだり、わがままを言わず、できる限りわたしを動かさないように、一緒にお昼寝しようと言って添い寝してくれたりして過ごしてくれました。

そのおかげで無事に赤ちゃんの心臓が動いているのを確認することができました。


母は流産してどんな思いだったのか、

私が無事に産まれて嬉しかったのではなかったのかな。

私は長女には

流産して物凄く悲しかったこと

戻ってきてくれて嬉しかったこと

長女、あなたが無事に産まれてきてくれて

長男(お兄ちゃん)もママ(私)もどれだけ嬉しくて

どれだけ幸せな気持ちになったか、

あなたは愛されるために

幸せになるために

生まれてきたのよと、

と伝えてます。


3人の子供は

みんなみんな

愛されるために生まれてきたのよ

会えて嬉しかったよ


生まれてきてくれてありがとう。

3人のママにさせてくれてありがとう。