またプロットを書いてみました。
というか、この前書いたものの修正版です。
色々指摘されたところを主に付け加えたり修正してみました。
実を言うと、書いていたり指摘を思い出しているうちに、もう一作品(というかもう一バリエーション)を思いつきまして、
そっちのほうも後で掲載することにします。
ちなみにこれはもはやNEOプロットフォーマットでは書いていません。フリーダムです。
もう少し設定とかも書き加えたいものですが、今はここまで。

ということで、ご意見、ご感想よろしくお願いいたします。
それでは、どうぞー。

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【タイトル】 BraveMaster! ~勇者使いは戦えず~

【コンセプト・テーマ】
 戦わせてもらえない勇者が戦おうとするけど、結局戦わせてもらえないバトルコメディ。

【キャラクター】
▼主人公 名前:天宮司 「どうして戦わせてくれないんだろう……(がくり)」
 戦わせてもらえない勇者。大勇者、天宮龍人と異世界の大国の姫シルフィースとの間に生まれた「大誓約の勇者」。
「勇者使い」という、他の勇者たちを強化する能力を持つ。
 どんなに自分が戦おうとしても、結局他人(綾音や大誓約の姫勇者たちなど)が戦ってしまったりして戦えないという、ある意味悲惨な落ちが待っている。
 何故戦いたいかというと、大誓約には勇者が戦ったりして経験を積めば、神になれるという条項があり、司は神になりたいからである。
 また秋津州群島にある、異世界人の移民が通う学校・学園では、能力開発・テストや、群島に存在する他の学校や、異世界の学園との対抗戦形式の、バトル大会や職能者の能力を測る試合・大会が開催されている。
 そこで戦うことなどで経験を積み、テストでよい成績を収めたり、大会に優勝したいからという理由もある。
 また、過保護に育てられてきた反動で、一人で戦いたい、という理由もある。
 庶民的な生活が好きだが、その一方で、生まれてから女の子に囲まれて生きてきたので、ハーレムなしでは生きてゆけない。

▼ヒロイン 名前:アヤネ(綾音)・フィメル・ザウウェナード
「もうっ、司さまってば、なんで私たちの気持ちを、何でわかってくださらないの……?」
 おてんば系お姫様ヒロイン。異世界にあるザウウェン皇国の皇女。司とは許婚。
 シルフィースとは、アヤネの母との過去の因縁から仲が悪い。両刀使い。
 神から司を守る使命を受け、それが自分の喜びだと信じて行動する。
 他人のも含め、クラス・能力を交換したり、付け加えたりできる能力を持つが、主に魔法が得意。
 また「祈り」により、「神々」の力を借りることが出来る能力も持つ。

▼サブヒロインその1 大誓約の姫勇者たち
「司様のため、私たち、戦いますっ!」
 異世界アークシャードの神々と勇者たちの間で交わされた「大誓約」に基づき、大勇者の息子=司に仕える姫勇者として生まれた女性たち。一人一人、様々な能力と性格、個性を持つ。
 司の願いを叶える為に戦うが、頑張りすぎて結局戦えない結果に終わらせてしまう。
 その多くは、異世界の「神々」が、自らの目や耳や手として作った人型端末である。

▼サブヒロインその2 名前:加賀見和美
「ねえねえ、これ、なんなのよぉ? つかさくん?」
 司の学校での友人。好奇心旺盛な巻き込まれ体質。それ以外は普通の日本人。設定を説明される役である。

▼悪役 名前:加賀見和志
「ちょっとちょっと~、浮かない顔してなんなのさ~? 司くん~?」
 司の友人で、和美とは双子の兄。落ちこぼれで、スケベ。
 一見軽薄な態度で司たちに接するが、実は異世界の存在を知っており、「神」を創って女性を支配し、ハーレムを作るという野望を胸に抱く。
 司たちや世界自体の矛盾などに突っ込み、あざ笑う「悪役」。

【舞台設定・世界観】
 地球と多数の異世界が存在し、その一つが、かつて司の父親龍人が召喚されたファンタジー風異世界「アークシャード」である。
 そこで起きた「勇者戦争」の後、地球に帰ってきた龍人は、日本近海に魔法で大きな群島を創り、そこを「秋津州群島」と名づけ、世界間ゲートを設置。異世界人を密かに移民させている。
 異世界人は「魔力」と「神託」を「神々」から受け取って生活している。

【プロット】
 戦わせてもらえない勇者、天宮司のもとに、幼馴染で許婚であるアヤネ(綾音)姫が異世界からやってきた。アヤネと母親シルフィースの間で板ばさみになる司。
 同時期、秋津州島に住む異世界からの移民が、次々と行方不明になる事件が続出し、その調査に、島に住む移民の職能者(クラス・ジョブ持ち)たちが駆り出される事になった。
 特に学生は、犯人を捕まえれば、テストで経験点が加算されると聞き、司は「よーし、これで神に近づける!」と興奮する。
 それをアヤネがなだめつつ、二人、そして二人のしもべである大誓約の姫勇者たちは街へ出る。
 司とアヤネに先行した大誓約の姫勇者たちは、行く先々で謎の敵と遭遇し、これを倒すものの、その後突然姿を消してしまう。
 そして他の職能者たちも同様に、次々と姿を消す。
 姫勇者達を探す司とアヤネ達。行く先々で、姫勇者達と同じように正体不明の敵と遭遇するものの、アヤネ達が先に倒してしまったり、アクシデントで動けなかったりと、司はなかなか戦えない。
 そうこうしているうちに、今度は島に設置されていた魔導コンピュータと魔導炉を奪われる事件が発生する。
 この犯人を捕まえ、コンピュータと魔力炉を奪回すれば、経験点がさらに加算されると聞き、司達は現場に急行する。
 奪回に向かった司達の前に現れたのは、司の友人、和志と「神」であった。和志は人々の魔力と魂などを、魔導コンピュータと魔導炉に注ぎ込み「神」を創りだしたのだ。
 異世界の神も同じようなものであり、異世界の人々はその端末だとあざ笑う和志。さらに「神」を使い、女性を支配してハーレムを作ると言う彼に対し、司は立ち向かおうとするも「神」により肉体を消失。
 だが、司の「勇者使い」の能力とアヤネの「祈り」により、姫勇者達が強化復活。「神」を倒した。
 しかし復活した司は「結局戦えなかった……」といじけるのであった。

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