ちょっと久しぶりにプロットなどあげてみんとす。
前々まで小説を書いていたんですが、それが行き詰まったので、それを書き直そうと思ってプロットを書いてみました。
フォーマットは「小説登竜門NEO」のものに準拠してありますが、厳密には準拠していません。
多分これは電撃小説大賞用になると思いますが、さてどうなりますことやら。
早く本文を書き始めなければ……(。。
それでは、どうぞー。
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○タイトル BraveMaster! ~勇者使いは戦えず~
○コンセプト・テーマ
戦わせてもらえない勇者が戦おうとするけど、結局戦わせてもらえないバトルコメディ。
○キャラクター
・主人公 名前:須賀司
「どうして戦わせてくれないんだろう……(がくり)」
戦わせてもらえない勇者。大勇者、須賀龍人と異世界の大国の姫シルフィースとの間に生まれた「大誓約の勇者」。「勇者使い」という他の勇者たちを強化する能力を持つ。
どんなに自分が戦おうとしても、結局他人(プリシアや大誓約の姫勇者たちなど)が戦ってしまったりして戦えないという、ある意味悲惨な落ちが待っている。庶民的な生活が好き。
・ヒロイン 名前:プリシア・フィメル・ザウウェナード
「もうっ、司さまってば、なんで私たちの気持ちを、何でわかってくださらないの……?」
おてんば系お姫様ヒロイン。異世界にあるザウウェン皇国の皇女。司とは許婚。
シルフィースとは、プリシアの母との過去の因縁から仲が悪い。両刀使い。
神から司を守る使命を受け、それが自分の喜びだと信じて行動する。
・サブヒロインその1 大誓約の姫勇者たち
「司様のため、私たち、戦いますっ!」
異世界アークシャードの神々と勇者たちの間で交わされた「大誓約」に基づき、大勇者の息子=司に仕える姫勇者として生まれた女性たち。一人一人、様々な能力と性格、個性を持つ。
その多くは、異世界の「神々」が、自らの目や耳や手として作った人型端末である。
・サブヒロインその2 名前:加賀見和美
「ねえねえ、これ、なんなのよぉ? つかさくん?」
司の学校での友人。好奇心旺盛な巻き込まれ体質。それ以外は普通の日本人。設定を説明される役である。
・悪役 名前:加賀見和志
「ちょっとちょっと~、浮かない顔してなんなのさ~? 司くん~?」
和美とは双子の兄。一見軽薄な態度で司たちに接するが、実は異世界の存在を知っており、神を創り、地球世界のバランスを取るという野望を胸に抱く。
司たちや世界自体の矛盾などに突っ込み、あざ笑う「悪役」。
○世界設定
地球と多数の異世界が存在し、その一つが、かつて司の父親龍人が召喚されたファンタジー風異世界「アークシャード」である。
そこで起きた「勇者戦争」の後、地球に帰ってきた龍人は、日本近海に魔法で大きな群島を創り、そこを「秋津州群島」と名づけ、異世界人を密かに移民させている。
異世界人は「魔力」と「神託」を「神々」から受け取って生活している。
○プロット
戦わせてもらえない勇者、須賀司のもとに、幼馴染で許婚であるプリシア姫が異世界からやってきた。プリシアと母親シルフィースの間で板ばさみになる司。
同時期、秋津州島に住む異世界からの移民が次々と行方不明になる事件が続出し、その調査に、二人のしもべである大誓約の姫勇者たちが乗り出すが、彼女らも次々と姿を消す。
司達が姫勇者たちを探していると、島に設置されていた魔導コンピュータと魔導炉が奪われる。奪回に向かった司達の前に現れたのは、司の友人、和志と「神」であった。和志は人々の魔力と魂などを、魔導コンピュータと魔導炉に注ぎ込み「神」を創りだしたのだ。
異世界の神も同じようなものであり、異世界の人々はその端末だとあざ笑う和志と、司は戦おうとするも「神」により肉体を消失。しかし司の「勇者使い」の能力により姫勇者達が強化復活。神を倒したものの、復活した司は「今度も戦えなかった……」といじけるのであった。