本日紹介するのはアンチエイジングです。
ここ数年で老化の最も大きな原因となるのは
AGE(終末糖化産物)であることがわかってきています。
以前のブログで紹介しましたが
AGEはブドウ糖などがタンパク質と結合して生まれる
物質の最終反応物です。
タンパク質とブドウ糖を同時に加熱すると
こんがりとしたキツネ色の焼き色が出来上がります。
その焼き色が付く時に生まれるのがAGEです。
特にから揚げやフライドポテトなどの揚げ物、焼きベーコン、焼きソーセージ、
他にもパンケーキ、ホットケーキなどもAGEが多量に含まれます。
これまでアンチエイジング医学で
最も害を及ぼすとされてきたのが酸化でしたが
酸化よりはるかに害を及ぼすのが糖化なのです。
AGEは日本語で終末糖化産物といい
最終的に物質が糖化して体に蓄積されるのです。
老化を防ぐための抗糖化、抗酸化食品があります。
(ビタミンやポリフェノールなどが影響するのですが詳しいことは省略します。)
例えば緑茶、長ネギ、玉ねぎ、キャベツ、わかめ、鮭、などがあります。
しかし、この様に食べる物を限定していくと
好きなものを食べられなくなりますよね。
そこで普段の生活でアンチエイジング食品を
ちょっとでも楽しく選べる様に紹介したいと思います。
今回はアンチエイジングを「ほっともっと」で
どの様に選べば良いのかを紹介します。
ほっともっとは基本的におかずとご飯がセットになった
お弁当屋さんというイメージが強いと思います。
ですが、ほっともっとには野菜、スープ、おかずのみ、
サイドメニューなどの単品メニューも豊富なのです。
特に銀鮭、さばなどは銀鮭弁当、さばの塩焼き弁当が主流ですが
惣菜として単品で注文もできるのです。
つまりお弁当としてではなく
欲しいものだけを組み合わせて食べることが可能なのです。
例えば以下の様な組み合わせを僕はよく注文します。
・野菜サラダ
・5種の野菜味噌汁
・わかめスープ
・ライス(単品)
・銀鮭(単品)
・緑茶
(写真1、2、3)
写真1. 野菜サラダ
写真2. 5種の野菜みそ汁、わかめスープ
写真3. ライス、銀鮭(単品)
この組み合わせだとAGEが少ないだけでなく
抗糖化・抗酸化作用のアンチエイジング食品
鮭、わかめ、ごま、キャベツ、ねぎ、にんじん、緑茶を摂取できます。
鮭には抗糖化、抗酸化、がん予防、動脈硬化予防、
血液サラサラ、美肌効果があります。
わかめには抗糖化、抗酸化、高血圧予防、血液サラサラ、
便秘予防などの効果があります。
ごまには抗糖化、抗酸化、美肌、肝機能アップなどの
効果があります。
キャベツには抗糖化、抗酸化、がん予防などの
効果があります。
ねぎには抗糖化、抗酸化、殺菌、血管しなやか
血液サラサラなどの効果があります。
にんじんには抗糖化、抗酸化、代謝アップ、がん予防、
美肌、高血圧予防などの効果があります。
緑茶には抗糖化、抗酸化、がん予防、血管しなやか、
殺菌などの効果があります。
他にも赤ワイン・白ワイン、高カカオチョコレート、
ブルーベリーなどもAGE対策の効果があります。
この様に食品を選んで食べると老化だけではなく
健康面も大幅に改善され、がんの抑制、長生きにも繋がります。
特に女性の方にですが美容効果も大です。
エステと比較にならないくらい美容効果があります。
(むしろエステはアンチエイジングには逆効果との説もあります。
肌をこするのはよくないそうですね。)
アンチエイジングとか美肌と言うと
エステや美容クリニックなどに目がいきがちですが
身近な食品選びが最も重要なのです。
ほっともっと一つでも意識すれば効果絶大です。
普段の生活の中で簡単な工夫をするだけで
とてつもない効果が現れます。
今後アンチエイジングの組み合わせで気になったものがあれば
紹介していきたいと思います。
皆さんも是非AGE対策を効果的に楽しく取り組んで
老化防止と若返りを図ってみて下さい。
食べるものが制限される代わりに
新しい食べ物や食べ方を発見出来るのは
楽しいものですね。
本日もありがとうございました。。。