29・7・2
某新聞の七月二十一日朝刊の見出しに、「アベノミックス限界・物価二%六度目先送り」とあった。
私は、先にこの欄で黒田総裁の発言に早速反対をした。日銀は国内では資金の圓滑な供給と物価の抑制を主眼とすべきではないのか。第一アベノミックスなどわかったようなわからないような政策の旗振りはいかがなものか、と述べたような気がする。
黒田氏も外回りが長くて日本経済をよく知らないのぢゃないか、と思っていた。
物価を上げるようなことを日銀の方針として言う前に経済成長を言うならまだわかるが、と思っていた。
このようなことはもう過去のことになってきたから、もう言わないが、日銀総裁はもうこの辺で替えたほうがいいのではないか。
もっとも今更日銀総裁が何を言ったって大した効果があるとは思えないが。