29・5・4

 人間型ロボットは日本の得意分野であった筈であるが、昨年六月米国防総省の研究部門が昨年六月米国で開いた災害対策ロボットの国際大会では参加二四チーム中最高六位にとどまったので、経済相は基盤技術の開発を支援するとともに産業用ロボットや驚備ロボットへの応用を探ることとしている。

 日本の人口はこのところ毎年減少していることを前提にして、今後先進各国に負けないように生産力を維持発展させて行くためには海外からの人的資源の輸入の他はロボットの開発が何と言っても大きな課題で、何とか他国に遅れないようにしなければならない。

 災害時の支援に限らず、様々の場面に応用できる人間型ロボットの応用のため支援が必要である。

 政府も、産学官共同の大きな課題として支援を惜しんではならないと思っている。