28・9・4
年はとりたくないと思うものの、そうはゆかない。若いうちは病気になり難かったし、なっても直りも早かった、と思う。この頃は反対である。
それに、病院に通う、というのは何であんなに時間がかかるものが、と言いたいくらいである。
昔はいざ知らず、この頃はおおむね時間をきめてくれるところも多いが、それでも一時間や二時間も待つのは当たり前みたいである。前の人から押せ押せで遅れるので、医者がなまけていたり、ムダ話をしているわけでもないから、あまり文句は言えないが、それでももっと合理化することをお互いに考えて欲しいと思う。
医薬分業で、院内薬局が激減したことも再検討してもいいと思う。反対しているのではない。院内薬局の在り方についても、監督官庁がどうでもいいことを規制し過ぎるのではないか。
後発薬の問題もある。どちらでもいい、という程度ではなくて、同じ効果を持つ薬なら後発薬に限ると、したらどうか。売上げが減って問題なのかもしれないが、そうでなくても薬は種類も量も増えているのではないか。
群盲象を撫でるという言葉があるから、もうこれ以上は言わないが、厚労省を中心に是非いろいろ再検討して貰いたい。
そして、そのための検討委員会を作って貰いたい。既在の検討機関の他にである。
日本人の長寿化、老令化の進行は、さなきだに増える社会補償費の一層の増加を来している。再検討は税、財政の合理化の見地からも是非必要である。