28・5・14
曽野綾子さんから贈られた短編集で、十一篇からなる。枕元に置いて毎晩寝しなに読んだ。いずれもよかったが、とくに巻本の「ある成功者の老後」は信徒代表に押し出されたあるクリスチャンを画いたもので、どんでん返しのような筋だったが、大へんに面白かった。著者本人もクリスチャンであればこそ書ける一篇。
28・5・14
曽野綾子さんから贈られた短編集で、十一篇からなる。枕元に置いて毎晩寝しなに読んだ。いずれもよかったが、とくに巻本の「ある成功者の老後」は信徒代表に押し出されたあるクリスチャンを画いたもので、どんでん返しのような筋だったが、大へんに面白かった。著者本人もクリスチャンであればこそ書ける一篇。