27・11・21
政府の政策が各省バラバラであっては意味がない、ということはよくわかる。が、その担当大臣というのは一体どうすればいいのか、よくわからない。
何にでも口を出せるが、それを具体的な施策として実行しようとすると、多分必ず既存の省と権限が衝突するのではないか。
内閣で一本の方針をまとめて押し進めて行くことは大賛成で、むしろ、それでなければならないと思うが、それには政府の方針に沿って各省を監督をする機関(合議体)があればいいのではないかと思う。
長年役人をやって来た私にも、各省の権限爭議が如何に激しいものか、よくわかっていると思うだけに、懸念をしているのである。
各省大臣の督勵はやはり最終的に総理、その下請として内閣官房の責任だと思っているが、如何。