二七・一一・二三

 孫が七五三の祝をするというので、一週間も前から騒いでいたが、七五三とは何か、考えてみると、よくわからないので、日本国語大辞典を引いてみた(小学館)。

 あるは、あるは、いろいろなことが書いてある。そのうち、「七五三の祝」をとりあげてみることにした。

 「男子は数え年の三歳と五歳、女子は三歳と七歳の十一月十五日に行なう。子供の成長を祝う祝儀。着飾って氏神などに参拝する。」とある。然し、今日では、男の三歳は忘れられていて、殆んど五歳のみ、女は三歳と七歳ということになっている。いささか不公平の誹りを免かれ難いが、そうなっている。

 辞典はこの他「しちごさんの献立」、しちごさんの膳」、「七五三の料理」など色々記してあるが、省略する。

 まあ、何年に一回ぐらい、そういうお祝をやって、家内の無事、息災を祝うのも悪いことではあるまい。