27・11・15

 黒田総裁が物価を三%上げることを政策の目標に掲げて久しい。私は、その時からブログで物価の上昇を抑えることをいつも目標にしていた筈の日銀が逆のことを言い出すのはおかしい。又、物価を引き上げることを政策の目標とすることの意味は何かをも問題にとりあげた。経済成長がなくして物価を上げようとするのは逆でおかしいし、又、そうかといって経済成長の数字を挙げて政策らしきこと言うのも日銀の仕事ではない。それは、政府の言うことだと思っていた。

 物価が逆に下がったりして、黒田総裁は少しいらついているのかもしれないが、私をして言わせれば、スタートが間違っていたのだから、仕方がない、ということになる。

 日銀は物価引上げなどを政策の目標としない方がいい、と前から思っている。