27・3・31

 三月三十一日の朝日新聞の文芸・批評欄に杉山バレエ団団長であり、小柄ながら世界のトップ・バレリーナとして活躍している森下洋子さんのことが記してあった。今更私が紹介するまでもない、パリ・オペラ座など各国の主要劇場に出演し、東洋の真珠と絶賛されている。

 縁あって、私もメンバーである東京ロータリーの例会で卓話をお願いしたのである。 

 今でも一日五、六時間は練習をする。一日休めば一日後退をするという気構えの努力を続けているという彼女の話にはまことに心打たれ、大したものだと心から賛嘆したい思いがした。

 彼女の更なる活躍を祈りたい。