27・2・9

 半村のデビュー直後の短篇から半村SFの到達点を示す作品まで主として短篇を収録している。この作者のものは何故か魅力があるので、ちょいちょい買っては読んでいる。

 合わせて文庫本五九〇ページのものであるが、正直言って、それほどいただけなかったのは、彼との年の差も一因かも知れない。