26・10・4
政府は、従業員が三〇〇人超の企業に対して、管理職に占める女性の比率などに関する数値目標を含む行動計画の作成を義務づける方針を固めたという。
女性の管理職への登用を進めることは賛成である。能力があるのに女性なるが故にお茶汲み、コピーとりその他の雑務が押しつけられている例が少なくないことは事実である。
男子の従業員中管理職の比率と同じ程度に女子を管理職に登用することはいいと思うが、男子よりも数の少ない従業員の中から女子なるが故に従業員中の管理職の率と同率の管理職を任用せよ、というのでは、違って男子に不利益な待遇を強いることになって、不合理ではないか、と思うが如何。