26・8・14
いろいろな要素が入り交り、又社会からの要請の多種多様な社会福祉法人の経営はなかなか難しいものと思う。
一番問題なのは、社会福祉法人は余り利益を出すな、又、留保金というのか、いはば積立金などを余り作るな、というのが行政の指導方針である。
たしかに、できるだけ利益を出すように努力をすれば、する余地はある。それが経費の切りつめをやって、利用者に妥当な待遇を与えないようにする懼れはなくもない。又、経費の及出(食材から日用品など多種多様にわたる)を内容を落さないで節約する可能性はなくはない。しかし、努力するなと言われれば、何も人に嫌われるようなことをしないでもいい、ということになる。
それではまずいので、やはり経費の節約しうるところは極力節約して貰って、余剰が出たら積み立て、将来の需要(施設を増やしたり、設備を良くして日常生活を快適にするなどの経費の財源にあてたらいいではないか、と思うのである。
管内の全般をながめて、やはり基準が少し甘いな、と思ったら、一律にカットすればいいのである。