STAP細胞論文をめぐる問題解明の途上、二つあるSTAP細胞論文のうち一つの責任著者であり、論文の科学的論議についての調査にも責任ある笹井芳樹副センター長が五日自殺したことは、部外者にも大変なショックであった。
STAP細胞の意義についてわれわれ素人の理解の範囲を越えているが、何が新しい先端医療の分野が発見されたのではないか、と期待をもっていただけに大へん残念でならない。
理研の調査委員会が三月まとめた調査報告書で「研究不足という事態を招いたことの責任は重大」と指摘され、「懲罰委員会の審理の対象となるとみられていたことなどが、笹井氏を死に追いつめたのではないか、と思っている。
この上は、小保方さんも挫けずに論文を検証し、STAP細胞の真実を解明して貰いたいと思う。