26・8・12

 日本歴史に名を溜めている十八人(遠山の金さんから吉良上野介、水戸黄門、豊臣秀吉、足利尊氏、源義経など)について一般に書かれ、知られているとは時には全く違う人物像を暴いている歴史エッセイである。

 どこまでが本当かな、と疑いつつ讀み終えた。

 なかなか、思いもよらぬ説もあって、楽しい。

 でも亡くなってからも、こうしていろいろ書かれる人はそれなりにいい生涯だったではないか、と思う。