26・7・26
日本を訪れる外国人が急増している。今年一~六月の訪日外国人は六二六万人で、初めて一千万人を越えた昨年の同時期より二六・四%も多かった。ビザの条件を緩和したことや円安が背景にあるが地方の取組みも多くの客を引きつけている、という。
ただ、日本の外国人客数は十二年のデーターで世界第二十三位、アジアでも八位で、五千万人台の中国やマレーシァやタイ、韓国にも後れをとっている。
従って、まだまだ市場開拓する余地は少なくないと見るべきものである。
地方の中小企業あたりで、個々に観光のPRをするのも、大へんなことであるし、観光庁もあることだから、もっと、国としてPRの方法を検討し、実施に移すべきものではないかと思う、地域間の争奪戦となって、全体としては大して増えていない、というのも経費の無駄であるから、共同してPRする方法もっと考えるべきである。
日本は旅行者にとっても極めて安全なことなどもっとPRすべきことも多いし、電車など交通機関の時刻も恐らく世界一に正確である。
現在日本でも外国人の街かと思われる位に外国語が飛びかっている街もあるし、いろいろだが、全体として外国人の受入情態勢はまだ充分とは言えないと思う。