26・7・27

 電子たばこは筒の中で果物などの香りつきの溶液を電気で燃し、蒸気を吸うもので、溶液にニコチンが入っているものと入っていないものとがある。

 ニコチンがはいっているものは勿論であるが、入っていないものでも、WHOは安全性は確認されていないと警告をしているし、フランスやスペインでは未成年者の使用を禁じている。

 日本の未成年者喫煙禁止法ではいう「たばこ」はたばこ事業法の製造たばこを指しているし、製造たばこは葉タバコを原料としたものと定義しているので、電子たばこのニコチンが葉タバコを原料にしているか、はっきりしていないので、このまゝでは規制できない。

 といって、放置していい問題とはおもわれないので、電子たばこが本格的に拡がる前に厚労省、財務省など関係省が話し合い、法律的に規制を検討すべきものと思う。

 それから、前にも書いたが、喫煙の害は明らかであるし、又、多量に喫煙した人の肺には、たとえ止めても害は歴然として遺っているものであるから、喫煙者を思い切って減らす手段として煙草に賦課する税金を思い切って十倍ぐらいにして欲しいと思っている。