集団的自衛権について法解釈を変える、変えない、で議論が湧いているが、国民の考え方が変ってくれば、過去にどういう議論があったということは、結局問題にならなくなってくる。というのは、法解釈でやれないと見れば、法律を変えることになる。その法を変える変えないも、国民の意思であるからである。国民の意思は最終的には選挙で決まる。何と言っても選挙で破れて、假に別の政権が誕生すれば、その政権が思う法律を作れるからであるし、法律を通すに足りない議員の数がないとならば、多数派工作が行なわれ、政党の再編成がくる。要は、国民の意見は最終的には選挙で判断するより他に手はないのではないか。