26・5・17

 五月十二日付の日本海新聞に県西部六市町の学校給食の牛乳を入札したら今まで「白バラ」でおなじみの、高品質で都会にもファンの多い大山乳業組合の牛乳が県外産に切り替わったという報道があった。

 県の競争原理も必要という方針に沿って入札した結果ではあるが、地産地消を呼びかけながら本当に情けないことだ、という。

 下る乳価、TPP不安もかかえているのにこれはどうしたことかと思うのはおかしいだろうか。

 地産地消の考え方がそもそも間違っているならともかく、このような場合、せめて入札参加者は県内業者に限る、といったような条件がつけられなかったのか。

 私は、前から無条件の一般入札に疑問を呈してきた。常識的な、時に政策的な配慮(例えば、参加資格県内業者)があっても差支えないではないか、と主張している。

 必要に応じて談合(官制談合)も認めてもいいのではないか、と思っている。

 今回の学校給食用牛乳問題について、いろいろ感想はあるが、とにかくみなさん考えてみて下さい。