26・4・28
オバマ大統領が韓国でこの問題に触れることを日本政府は予期していたのだろうか。ちょっと唐突の感がしないでもない。
日本へのメッセージとの間のバランスを考えたのではないか、と先日記した。
それは、それとして、この問題に関して歴史共有について歩みよりが可能である、と説く人がいるが、私は、悲感的で、その努力は徒労に終る他はないと考えている。
韓国人は日本人に対して長い間もやもやした気持が抜けないでいる。その気持の一端がここに現われている。その原因は双方にあると思うが、容易になくなるものではない。深層水みたいなものではないか。お互いに触れない方がよいので、ムリに歴史問題として共有に努力することは意味のないことだと思う。
一番いいのは、お互いに時の流れる間に忘れ去ることではないか。私は、同和問題もそれしかない、と思っている。間違っているだろうか。