政府が農業協同組合の抜本改正に七十年ぶりに乗り出すということが四月九日の日経新聞のトップ記事となっている。

農協についてはこのブログで私も触れているように時代の趨勢から大変立ち遅れていることを、皆わかっていながら改革が実現されていないのはJA全中の指導なども大いに関連しているものと思われるし、農協全体の在り方についても時代の要請に則した改革が行われなければならないと考えている。今考えられている農協の抜本改革では①JA全中に係わる規定の廃止 ②農協の営利目的での活動の禁止規定の撤廃 ③JA全農の経営効率を高めるための株式会社化の検討などが中心となるものと言われている。ともあれ、団体並びに団体員のための農協と言うところから脱皮して、農民の農協になるようにそれこそ抜本的な改革が望まれる。