25・10・14
三年にわたる英国遠征帰りのローマの軍団長マーカス・ヴィニンクス(ロバート・テイラー)がキリスト教信奉者でリジア王の若い王妃リジア(デボラ・カー)と相愛の中となる。皇帝ネロのキリスト教信奉者への迫害で焼殺されそうになるが、ネロの死で解放されるという荒筋。
一九五二年度の歴史スペクタクル超大作である。ロバート・テイラーもローマ帝国時代の鎧が似合うし、デボラ・カーも大へん美しい姿であった。
原作はヘンリック・シェンキーウィツチの戦前私達も見た古典的名作の映画化である。