“A STREETCAR NAMED DESIRE”
父の死とともに南部の家を失ったブランシュ(ヴィヴィアン・リー)はアルコールに身を持ち崩して妹ステラ(キム・ハンター)の住むニュー・オーリンズを訪れたところからストーリーが始まる。
妹の夫スタンリーのポーカー仲間ミツチに心を寄せるようになったブランシュは結婚を迫るが、ブランシュが実は大へんな莫連女であったことを知ったミツチは固く拒否をした。精神に異常を示したブランシュは一人紳士が自分を迎えに来たという幻想を抱いて妄想に酔う。
五一年度のアカデミーの各賞を一人占めにした名作と言われている。