25・8・8
衆参の、いわゆる「ねじれ」現象の解消を受け、自民、公明両党が民主党政権時代の目玉政策の見直しに本格的着手した、と報じられている。
政治体制の変化によって政策の変更が加えられるのは止むをえないことであるが、直接関係する人々に与える影響については、充分慎重に検討する必要がある、という気がする。
私の意見を述べる。
高校授業料無償化について所得制限を導入することは賛成できない。何でも直ぐ所得制限を安易に口にする人がいるが、所得が増えるととたんにいろいろな制度が適用されなくなる。所得の多募に応じて既に所得税が再配分の機解を果しているので、それに上塗りする形で又所得制限をすることは、どうも納得できない。所得制限をするくらいなら、私はむしろ無償化の廃止を主張したい。
農家の戸別所得制度はいろいろ問題があると思うし、基本的に検討して欲しい、と思っている。
八ツ場ダムについては、そもそも民主党が何故中止としたか不可解である。建設推進は当然であると思う。ただ徒らにコンクリートから人へ、など言うことの愚は東北大震災でもわかったろうと言いたい。