25・8・11
自分でもいろいろなスポーツをやっていたし、又観ることもすきだが、スポーツ振興のために国がどうい方施策をとったらいいか、は議論のあるところであろう。
スポーツ庁の設立には賛成であるが、直ぐ問題になるのは、国の助成措置である。
サッカーを始め、プロの競技団体に対してはなかなか補助金を出すという訳には参らないと思うが、運営費はともかくとして、施設の整備については、国がもっと乗り出してもいい、と思っている。
国体が一つ問題である。私は、国体の中止を今から五〇年ほど前から主張していた。国体の主催県が施設整備のために多額の支出をするが、国体が終ると全く使われなくなるものもある上、国体の主催県が必ず優勝するという不思議さ、そのために選手の異動が行なわれるのが当り前になっている。しかも、各種の競技団体に属する本当に優れた選手が必ずしも参加をしないこと、等からみて、国体開催の当初の意義が失われている、という理由からである。
も一度国体の在り方について根本的に検討して欲しい、と思っている.