25・7・29

 727日の日経西田編集委員の記事の見出しである。

 諸外国に比べ、日本の首相や閣僚は過剰に国会に縛られ、国際会議への出席もまゝならない。副大臣の答弁を増やすなどして、国会審議の負担を減らす必要がある。

 たしかに、予算委員会の総括審議など質疑に関係のない閣僚を含めて全員を座席に縛りつけておくことは意味がない。次々と全閣僚を名指して意見をただすような質問をする議員もいるが、大体は全閣僚を並べて質問をするところを見て貰いたい、ためなのではないか、と思われる。

 暇な大臣もいると思うが、忙しい人も多ので、委員会などに拘束しておくことは事務処理の停滞を招く。皆に迷惑がかかることになる。

 総括質疑の時間など思い切って短かくするか、もう原則として止めるか、などして大臣に事務処理のための時間を与えては如何。又、この頃のことである。国際間の協議が多くなっている。大臣の海外出張などももっと自由に認めてやったらどうか。

 「古い政治に決別を」。いいスローガンである、実現を期待する。