25・5・22
領土問題で実効支配がいつも問題になる、実効支配とは何ぞや。
北方四島、竹島、尖閣諸島の三島についてそれぞれ現実に日本の支配状況は異なっていると言わざるをえない。だから、日本政府からの相手国に対する抗議の仕方、態様に差があることは事実である。
私は、領土問題について、グレーな解決案は望ましくないと思っている。領土権と支配権とを分ける考え方にも反対である。又、何やら折衷案などにも反対である。
本当は、国際司法裁判所などは正にこのような問題を戦争に訴えずして解決する為の機関であるべきものだと思う。しかし、相手方が提訴に応じなければ、機能が働かない、とあっては、何を言わんや、である。
こういう問題について相手は紳士と考えてはならないと思う。いわゆる実力をもって、領海に押し入り、実力をもって上陸し、実力をもって兵力を存し、実力をもって堅固な施設をつくりる、戦斗をして実力をもって排除しようとしない限り、除くことはできないようにして了おうとする。汚い手ではある、核を持たない、使えないのは痛い、全く最後の泣き所である。
日本は今のままでは核は持てない。それでいいのか、である。原発の問題ではない。原爆の問題である。