24・9・15
ニューヨーク西19丁目の人気の悪い町のセント・ドミニック教会に副牧師として赴任して来た、運動と音楽好きな若いチャック・オマリィが、その教会を設立し、46年間も牧師として働いて来たフィツギボン牧師を助けて、我が道を往く。いろいろ出来事はあったが、思いがけない火事で焼失した教会の再建に向けて炎を燃やすフィツギボン牧師を遺してオマリーは牧師として新しい任地に赴くという筋である。オマリーの役をしているビング・クロスビーが甘い歌声に載せてアイルランドの民謡を唄うところなど懐かしい思いがする。白黒時代の傑作であろう。