24・9・8

 この頃原稿を書いている時に、音楽のCDをかけていることが多い。あまり歌の意味がよくわかるものは、どうも少し邪魔になるので、専ら西欧のピアノの曲やシャンソンなどを選ぶことにしている。もっとも、映画の主題歌を聴くと、その映画の場面を思い出して、思いが飛んだりする。

 さっきから、「禁じられた遊び」、「狂乱のモンテカルロ」、「旅愁」、「巴里っ子」、「夜のタンゴ」、「三文オペラ」、「巴里の空の下セーヌは流れる」、「会議は踊る」、「望郷」など次々に聴いている。皆見た映画の主題歌である。

 どうも、昔の映画の方が、洋の東西を問わずいいような気がするのは、年をとった証拠かと思うが。