「風の旅人の手紙」 24・4・8 五木寛之著。実に気楽にさーっと読んだ。いちいち御尤もな意見が多い。とくに「倶会一処(くえいっしょ)」という言葉が大へん気に入った。 生れ育ちはべつべつでも、いずれ共に同じ場所で再会するのだ。そのことを楽しみにして、先に行くものをおくろうではないか、と彼は解釈している、という。