24・3・17
曽野綾子と尻枝正行(神攵)との対談集「別れの日まで」、米原万里の「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」と遠藤周作の「冬の優しさ」をつづけざまに読んだ。対談集は彼女のキリスト教徒と作家としての生き方がよく表れている。米原は東大卒のロシア語通訳、東欧諸国の裏側に生きた自伝的ドキメンタリー。遠藤のはやはりキリスト教信者として実に優しい自伝的な著作、いずれも読む価値があった。
DVDはシャロックホームズの「青い紅玉」、「ぶなの木屋敷の怪」と「太平洋戦争」であるが、後者はつまらない安物のフィルムであった。