24.02.09
地震の予知は色々な要素が絡み合っての判断なだけに極めて難しいものである。
過去に発表されたデータでは、政府は30年内にマグニチュード(M)7クラスの首都圏直下型地震の起きる確率は70%としていたが、東大は4年以内に70%、京大は30年内に28%という数字を発表している。
いずれが正確に近いかはどうも今後実際に地震が起きてからでないと分からないような気もする。それでは一般の国民は甚だ困るのであって、それぞれの機関の発表を一つに絞ることは至難であると思うが、少なくとも多少の幅はあっても大方の意見が概ね集約するところを求めて欲しい。地震対策もそれを大きな前提として検討されなければならないと思うからである。