24.02.09
2月8日発表した在日米軍再編成計画の見直し方針に沿って、今後日米両政府は新たなロードマップ(工程表)の具体化に着手することになった。今回の見直しの最大のポイントはグアム移転を普天間移設と切り離したことである。これは沖縄の地元からの要望を受けたものであるが、普天間基地固定化への懸念は依然として残されている。
どうも普天間の施設を少なくとも県外に移設することを言明した元総理の発言が問題発生の引き金となっている。辺野古の埋め立てを含む事業の環境評価について更に地元の理解を得るような努力が望ましいことは言うまでもない。