23.11.1
TPP(太平洋連携協定)への交渉参加をめぐって国会内で論議が行なわれているが、与党民主党内においても推進派と反対派との争いが激しさを増している。推進派はTPPの参加によって国内生産が伸びることを期待し、反対派はTPPの参加によって農業のみならず国の経済全般に大打撃を与え、国を滅ぼすようになると言っている。
私はTPPへの参加によって農業をはじめとして産業面でいろいろ大きな影響があるだろうと承知しているが、長い目で見てTPPへの日本の参加は経済の発展を考えると避け難いものだと考えている。ただそれには慎重な影響の調査・研究とそれに対する施策、分けて国からの財政面での施策が不可欠だと思う。