23・10・26

 曽野綾子さんミリオンセラーのエッセイ。

 日本の将来に対しても、自立した老人になるために、老いの才覚―老いる力を持つことが重要なのである。として、老いる七つの力を挙げている。

 自立と自律の力、死ぬまで働く力、夫婦・子供と付き合う力、お金に困らない力、孤独と付き合い、人生を面白がる力、老い、病気と馴れ親しむ力及び神さまの視点を持つ力である。

 率直、平明な語りを一気に読む。百万部売っただけのことはある。