23・9・3
9月2日、海江田か前原か、という予想を裏切って野田内閣が誕生した。閣僚の中で一〇人は新人というし、民主党の人はよく知らないので、その人物像からは評価を差し控えたい。実務者内閣というマスコミ論があるが、私は全く素人ですからシビリアン・コントロールになるという防衛大臣などがいては、呆れるし、実務者であろうかね、と言いたくなる。
一言どうしても言いたいことは、今度の内閣には財政再建派が多いといわれているが、それが、増税推進を意味するというのであれば、どうしても考え直して貰いたいと思う。今この景気状態で所得税、法人税であれ、消費税であれ増税したらどんなととになるか、もっと不況になって、デフレが進行することは間違いないと思う。再三言うようにこゝは国債の増発で凌いで、賣上増、所得増、税収増というような経済の回転に持ち込むしかないと思っている。是非野田どじょう総理にも再考三考を願いたい。財務省でどういう洗礼をうけているかはわかる気がするが。