23.7.15
さる7月14日東北大震災による被害地の見舞いのため、小名浜を訪ねた。この度の大震災で当地よりも甚大な被害を受けた地域もあると理解しているが、地震によるインフラ部分の被害も少なくないが原発事故による漁業の放射能被害が極めて大きいことを痛感した。
福島の市場にあがった魚は福島産であることをもって敬遠されるので、取引が成り立たず漁業を中心とする産業が全くストップしている状況であるのを知って今更ながら放射能事故による被害の大きさに驚かされた。
この上は信頼できる調査を速やかに進め、仮に単なる風評被害ならこれを一掃することを緊急に進めなければならないと思った。
又、当日郡山市においてフランス大使館主催によるフランス革命記念日のお祝いの会が開かれ、地元民も大勢招待されていた。私もこれに出席をしたが、このような催しが行なわれることが現地の人々を元気づける縁(よすが)のひとつになるのではないかと思った。