23・7・3

 鳴物入りでスタートした新銀行東京についていろいろな原因は考えられるにしても、当初投入した1000億円の出資を食い潰し、さらに400億円もの都の資金を要した不手際については批判が多い。そもそも都民の銀行として新銀行東京が発足した意義は決してそこなわれるものではないので、この銀行がとくに健全な、かつ有為な中小企業を育成するという当初の設立の趣旨を生かすべく、差当り資金量の増大に向けてその努力を重ねる必要があるとおもっている。心ある向きの支援を希望して止まない