23・6・1
「365日事典」(社会思想社編)を拡げていたら、この日の事が一寸興味をひいた。
1928年(昭和3年)のこの日、自ら大元師と称して北京に進出し、北京政府の実権を握った満州軍閥の頭目張作霖が蒋介石の指揮する国民政府軍に破れて満州に退却した。そこで、国民政府軍の満州進出に口実を与える結果になることを憂慮した関東軍は参謀河本大佐をして北京から奉天に逃げ帰る張作霖を奉天郊外で列車もろとも爆破させた。張作霖の長男が張学良であって、この事件のへんから満州事変、満州国の独立という日支事変、大東亜戦争へと繋がる一連の出来事がスタートするのであった。
1879年(明治12年)靖国神社が東京招魂社と改称され、別格官弊社として国事に倒れた国民を祭るところとなった。
東京天文台が東京大学の附置研究所として設置されたのが、1888年(明治21年)である。
ミッドウェー海戦が1942年。台風についてジェーンなど外国呼び名を廃止したのが1953年。安保反対6・4ストが1960年。
コーヘン(哲学者、1840)が生まれ、最澄(僧侶、822年)、田安宗武(政治家、1717年)土方与志(演出家、1959年)が亡くなったのがこの日である。