23.6.2

 電力不足で節電対策の一環として終業時刻を繰り上げる企業が増えているというので、これまでより早く退社する会社員をターゲットにした新サービスが相次いで登場しているという。

 ホテル格安プランやプールの値引き、英語学校、夏季講座の入会金の値下げなどであり、居酒屋などの外食産業も手ぐすねを引いているという。

 結構なことである。早く家庭に帰ることなく、浮いた時間(早出なら本当に時間が浮いたと言えるのかな)をいろいろしたいことに利用しようというのは結構であるが、そのアラフォーの時間にする色々な活動に伴う電気やら何やらのエネルギーはカウントされないのだろうか。真逆暗闇の中で泳いだり、勉強したり、飯を食ったりもできまいに。

 商売人がアラフォーに眼をつけて商機を狙うのは勝手であるが、全体としてみれば少なくとも節電の面で果たしてどうであろうか。