23・5・24
伊集院静の短編集。彼のものは前に1度何か読んでそれ程に思わなかったので、殆んど食わず嫌いだったが、20年も前に買って棚に積んでいた一冊を手にして一気に読んだ。
その1つ「クレープ」。別れた女房との間の娘2人の下の子が高校に入って父に会いたいと言って会う。食事をして大学野球を見に行き、2人して負けているチームに応援の声を張り上げる。
こうかい摘んでみると何ともないが、言い難い親子の情が出ていて佳品。(講談社)
23・5・24
伊集院静の短編集。彼のものは前に1度何か読んでそれ程に思わなかったので、殆んど食わず嫌いだったが、20年も前に買って棚に積んでいた一冊を手にして一気に読んだ。
その1つ「クレープ」。別れた女房との間の娘2人の下の子が高校に入って父に会いたいと言って会う。食事をして大学野球を見に行き、2人して負けているチームに応援の声を張り上げる。
こうかい摘んでみると何ともないが、言い難い親子の情が出ていて佳品。(講談社)