23.5.13

 今日テレビを見ていたら化石燃料や原発の代替発電として地熱発電をもっと活用すべきことを言っていた。その通りだと思うが、地熱発電は初度投資が大きい問題の他に環境庁が中々景観等を理由にして認めないし、認めても出力を制限することが障碍となっていると述べていた。

 われわれ地熱議連が20年以上も前に繋(岩手県)の現地を視察した時もその話を聞いたし(出力5万㎞制限)、又、汲み上げた熱水の処理が問題で、重金属などを含んでいるので滅多のところへ流せず、もとの地中へ戻すか、利用するにしても、二次冷却水の温かいのを温室栽培に利用するぐらいのことしか考えられないということであった。

 然し、景観等にあまり拘わらないで、もっと寛大に地熱発電を許すようにしたら、かなり変わってくると思うし、要すれば設備費について助成することにしてもいいではないか、と思うがどうだろうか。人為的な措置の問題ならいろいろ智恵はあると思う。