23・5・8
たしかに考えてみれば東京に限らず原発については安全性を疑っている人は少なかったので、東電だけを責めるわけにはいかないと思う。関係者は皆、多寡の差はあれ責任はあると思う。
想定外と何べん言ってもそれで責任を免れるわけではないが、今は、犯人探しに血なまことになるよりも、これから何をすべきかに皆力を合わせて取り組まなければならないのではないか。
チェルノブイリやスリーマイルでのことなど他人ごとのように思っていた甘さに充分反省しなければなるまい。
といって原発を廃止するように後ろむきな行動はとれない以上、現在の原発の安全管理に万全を期すべきである。