23・4・24
大地震のあと余震の多いこと。随分長く生きて来たようだが、かつてこんなことは知らなかった。東京にいてさえも落ち着かないのだから、震源地に近かったところにいる人々には一層脅威だろう。
風呂に入る時も、入浴中に大きい揺れが来たらどうしょうか、など思ったりする。過剰反応のような気がするが、地震に馴れていない国の人々は本当に逃げ出したくなると思う。
米軍の家族は直ぐ国へ帰った、外国の会社の東京支店なども閉めたなどいう話はやたらに聞かされて、さもありなんと思ったが、幾分か、あるいはかなり戻って来たという話も聞く。いずれにしても、及び腰では何事もうまく行かないので、無理かも知れないが、長期的な、又は短期的なたしかな予報は出せないものだろうか。
天気予報はかなり当たるようになって来た。昔は気象台々々々と手の平に書けば、食べ物も当らないという笑話があったくらいであるが、今の子はそんなことは知るまい。
雨にあつたり、あわないなどは地震に較べれば大したことはない。北京(30年も前に行った時、ねずみなど生物が地震の前には逃げ出すというので、そういう生物の動きを使っての予報が出来ないものか、研究所が真剣に取り組んでいることを聞いて興味があったが、あれもこれも研究して、ともかくも、地震の予報が出来るようにして貰いたいものだと思う。せめてゆっくり風呂にはいれるように。