23・4・23
この間、日銀の人と話していたら、昭和12年9月1日の関東大震災の際に振り出されたいわゆる震災手形のうち神戸の鈴木商店振り出しの手形を台湾銀行が割り引いたものが巨額に達し、その救済のため日銀が再割引をしたが、日銀の負担を国が約一億円肩代りしたという。
正確なところがも一つわからないので調べて見ているが、今回の災害対策の一つとして似たような措置が考えられるのではないか、と思っている。
もっとも、民間への復旧ないし復興資金の供給としては、政府系金融機関に頼るか、市中金融機関については、県の信用保証機構を思い切って活用することとし、要すれば全額保証、国はその機構の損失の全額を補てんすることとしたらいいと思う。